銀テープストラップの作り方|切らずに残す加工テクと材料まとめ

銀テープで作ったストラップをバッグに付けた完成写真

※記事内に商品プロモーションを含みます

ライブで降ってきた銀テープは、切らずに・縫わずに、差し込んで留めるだけでストラップにできます。ミシンも糸も不要で、材料はダイソー・セリアの推し活コーナーでほぼそろいます。この記事では、会場から折らずに持ち帰るところから、挿入のよれを防ぐ「厚紙+マステ」テク、あとで元に戻せる固定法まで、思い出のテープを傷つけない手順を通しで解説します。

銀テープストラップの作り方は「切る・切らない」で2ルートに分かれます。思い出重視なら、まず切らないルートがおすすめです。

  • 切らないルート:全長(100cm前後)をそのまま丸めて長尺ケースに挿入。ロゴもメッセージも残せて、あとで取り出しも可能。
  • 切るルート:50cm前後のストラップ紐に合わせて短く整える。首・手にかけやすく、扱いはラク。ただし元には戻せません。

どちらもミシン不要・材料は100均中心で1本あたり110〜330円・準備から完成まで約10〜20分が目安。最大の失敗ポイントは「ケースへの挿入時のよれ・シワ」で、これは後半の厚紙+マステ挿入テクでほぼ防げます。

この記事でわかること

まず完成形と「切る・切らない」2つのルートを決める

銀テープストラップは、軟質ケース(透明の細長い袋状ケース)にテープを収め、ストラップ紐や金具でつなぐのが基本形です。作業に入る前に、テープを切るか切らないかだけ先に決めておくと、買う材料を間違えません。判断材料を並べます。

2ルート早見表

ルート向いている人長さの目安難易度費用の目安あとで戻せる?
切らない(全長のまま)ロゴ・文字を全部残したい/原状を保ちたい90〜100cm前後やさしい110〜220円取り出して保管に戻せる
半分に切る首・手にかけて実用したい45〜50cm前後やさしい110〜330円切ると元に戻せない

※費用は100均アイテム中心にそろえた場合の概算です。実売価格・在庫は店舗と時期で変わります(確認日:2026-07-XX時点)。

切らない全長タイプと半分に切ったタイプの銀テープストラップを並べて長さを比較した完成写真

ストラップならではの2wayアレンジ

ストラップ仕立ての利点は、キーホルダーより長さを活かせること。紐の長さを調整すれば、首から下げるネックストラップにも、腕に巻くリストバンドにも兼用できます。よれてしまった部分だけ短くカットし、複数本を重ねてオーロラ・ホログラム調に見せるアレンジも人気です。

ストラップにもリストバンドにもなる長さで作ったら便利だった。よれてた部分は思い切ってカットして、色違いを重ねたら華やかになった。

X(旧Twitter)ユーザーの投稿より

キーホルダーのように短く切って金具でまとめたい場合は、銀テープキーホルダーの作り方で3タイプを比較しています。長さを活かすならストラップ、コンパクトにするならキーホルダー、という選び分けです。

作る前の下準備で仕上がりの8割が決まる

多くの解説が飛ばしがちなのが、この下準備です。銀テープは「触る前・入れる前」の扱いで仕上がりが大きく変わります。折れ・巻き癖・静電気の3つを先に処理しておきましょう。

会場で折らずに持ち帰る100均グッズ

ストラップ化は帰宅後の作業ですが、勝負は会場から始まっています。降ってきたテープを無造作にバッグへ入れると、折り目やシワが残って挿入時に扱いにくくなります。持ち帰りに使えるのは次のようなもの。

  • ガチャのカプセル(空容器):テープを緩く丸めて入れると、押し潰れず折れにくい。
  • 養生テープ・マスキングテープ:丸めた端を軽く留めておくと、バッグの中でほどけて絡まらない。
  • 硬めのクリアケースやポスカの筒:筒に沿わせて緩く巻けば、直接の折れを避けられる。

ドーム公演の銀テでストラップ作ってるけど、綺麗に持ち帰れてなくて難しい…折り目だらけになっちゃった。次は入れ物を用意してから拾いたい。

X(旧Twitter)ユーザーの投稿より

巻き癖を低温で伸ばす

長く丸めて保存していたテープは反発が強く、そのままだとケースの中で広がって蓋が閉まりません。逆向きに軽く巻き直して数分置くか、当て布をして低温のアイロンでそっと伸ばすと扱いやすくなります。

銀テープはPVC(塩化ビニル)系が多く、熱に弱い素材です。アイロンは必ず最低温度+当て布で、数秒ずつ様子を見ながら。直接高温を当てると縮んだり印刷が溶けたりして、元に戻せません。不安なら、逆巻き+重しの方法だけでも十分効果があります。

静電気とテープ内側の貼り付きを取る

薄い銀テープは静電気でケースの内側に貼り付き、奥まできれいに入らないことがあります。作業前に机を軽く拭き、乾燥した日は手を湿らせておくと貼り付きを抑えられます。また、丸めたテープの内側どうしがくっついている場合は、先端がシリコンの菜箸などを通して軽く離しておくと、挿入時に一気によれるのを防げます。

「入れる直前にひと手間」が効きます。静電気を逃がし、内側の貼り付きをはがし、巻きを少しゆるめる。この3つをやっておくだけで、次の挿入工程の失敗が目に見えて減ります。

用意するものと、1本あたりにかかる費用

「ケースと紐があればいい」と思われがちですが、途中で細かい道具が要ります。手が止まらないよう、始める前にそろえておきましょう。ここではミシンを使わない前提で選びます。

材料・道具の早見表(全部100均でそろう)

アイテム役割価格の目安売り場の目安
軟質ケース(長尺)テープを収める本体110円(税込・購入日2026-07-XX時点)推し活・文具コーナー
ストラップ紐(ネックストラップ等)首・手にかける本体110円(税込・購入日2026-07-XX時点)推し活・スマホ雑貨コーナー
両面テープ(強力タイプ)端の固定(縫わない仕上げ)110円(税込・購入日2026-07-XX時点)文具コーナー
差し込み式ハトメ/打具不要パーツ穴・つなぎ目の補強110円(税込・購入日2026-07-XX時点)手芸・アクセ金具コーナー
厚紙(ハガキ大)挿入ガイド(後述の裏ワザ用)110円(税込・購入日2026-07-XX時点)文具・工作コーナー

※具体的な商品名・JAN・実売価格・売り場は店舗と時期で変わります。実物写真と実測値、店舗別の確認日は店頭調査のうえ追記します(確認日:2026-07-XX時点)。

「打具不要・差し込み式」を選べば縫わない・打たない

ハトメやカシメは本来、専用の打具でカンカン叩いて固定します。ただ、集合住宅ではコンクリートや厚い雑誌の上で打つ音が気になりますし、垂直に打てず歪むのも初心者がつまずくところ。指で押し込む「差し込み式」パーツや、両面テープ仕上げにすれば、打具もミシンもいりません。ここが古い解説と今の100均事情でいちばん変わった点です。

100均パーツと通販の専用キット、どう違う?

安さなら100均ですが、選択軸は価格だけではありません。長く残したいなら、透明度やUVカットの有無も見ておくと後悔しにくくなります。

比較項目100均パーツ通販の専用キット
価格110円前後でそろう数百〜千円台。まとめ買い向き
透明度個体差あり。薄い物もある安定して高いことが多い
UVカット基本は非対応。別途フィルムで補うUVカット素材の製品もある
頑丈さ日常使いには十分パイプ・アクリル等で耐久性が高い物も
入手性近所で買えるが在庫変動大オンラインで確実。届くまで待つ

「近所で今すぐ・安く」なら100均、「透明度や耐久を優先して複数本まとめて」なら専用キット、という住み分けです。軟質ケースを土台にする作り方自体はどちらも同じなので、まずは100均で試し、気に入ったら専用品に、という順番でも失敗しません。

1本あたりの総コストと所要時間

100均だけでそろえた場合、切らないルートなら軟質ケース110円+紐110円で計220円ほど、両面テープや補強パーツを足しても330円前後が目安です。作業時間は下準備を含めて約10〜20分。2本目からは慣れて半分ほどの時間で作れます。まとめて作るなら、材料は本数分そろえておくと途中で足りなくなりません。

切らずに作る手順(ミシンなし・差し込むだけ)

ここからは、思い出をそのまま残せる「切らないルート」を例に手順を追います。各ステップに初心者がやりがちなNGも添えました。

下準備を確認して長さを決める

巻き癖・静電気・内側の貼り付きの処理が済んでいるか確認します。切らない場合は、テープを緩く丸めた直径が軟質ケースの内寸に収まるかを、実際に当てて確かめてください。ケースより少し余裕がある太さに巻いておくと、後で蓋が閉まらないトラブルを避けられます。

  • 素手でいきなり握って、鏡面に指紋をつける。
  • きつく巻きすぎて、ケースの中で反発し蓋が浮く。

厚紙+マステでケースにきれいに挿入する

いちばんの失敗ポイント「挿入時のよれ・シワ・位置ずれ」を防ぐ裏ワザです。手順はシンプル。

  1. ケースの内寸より少し細く切った厚紙を、先にケースへ差し込む
  2. 厚紙の先端と銀テープの端を、マスキングテープで軽く固定する。
  3. 厚紙をゆっくり引き抜くと、テープが厚紙に導かれてまっすぐ入る。

テープを直接押し込むと、先端が引っかかって蛇腹にたわみます。厚紙を“レール”にして引き込むと、薄いテープでも奥までまっすぐ。入りにくいときは、先端シリコンの菜箸で「押す」より「送る」イメージで補助してください。

  • 厚紙なしで端から押し込み、途中でよれて折り目がつく。
  • マステを強く貼りすぎて、はがすときにテープの印刷を持っていかれる(軽く仮留めに)。

紐・金具を縫わずに留める

テープが収まったら、ストラップ紐をつなぎます。ミシンを使わない仕上げは主に2通り。ケースの端を強力両面テープで折り返して紐を挟むか、差し込み式ハトメで穴を補強して紐を通す方法です。穴を開ける場合は、定規でケースの端から中央の位置を測り、印をつけてから開けると曲がりません。

あえてミシンを使わない理由

古い解説はミシン縫いを勧めるものが多いのですが、軟質ケース(ビニール)はミシンと相性がよくありません。押さえに貼り付いて送りが悪くなり、縫い目が蛇行しやすいうえ、ビニールは一度針を落とすと穴が残り、ほどいてもやり直しがききません。両面テープや差し込み式なら、この失敗自体が起きません。どうしても縫いたい場合はテフロン押さえや当て紙が必要になり、初心者にはかえって難易度が上がります。

複数本まとめて作る・お裾分けするなら

友だちとシェアする分もまとめて作るなら、材料は本数分そろえ、下準備(巻き癖取り・静電気処理)を全部済ませてから、挿入→紐付けを流れ作業にすると速く進みます。切る場合は、同じ長さの型紙を1枚作っておくと、毎回測らずに同じ寸法で切り出せます。

サイズと長さの決め方(50cm・100cm・幅)

失敗の多くは長さの読み違いから起きます。テープの長さ・幅とケースの内寸が合っているかを、買う前に確認しておきましょう。

切らない100cm/半分の45〜50cm、どちらにする?

目安として、メッセージを全部読めるようにしたいなら切らずに100cm前後、首や手にかけて実用したいなら半分に切って45〜50cm前後です。市販のストラップ紐は50cm前後が多く、切るルートはこれに合わせると収まりよく仕上がります。迷ううちは切らないルートを選んでおけば、後から短くする判断もできます。

柄を全部入れようとしたら長すぎて、100均のケースに入らなかった。半分に切るか、長尺のケースを選ぶか、先に決めておけばよかった。

X(旧Twitter)ユーザーの投稿より

「1ロゴ」基準と幅の測り方

見せたい部分を決めるときは、ロゴやメッセージの1単位(1ロゴ)を基準にすると位置合わせがラクです。幅は公演やグループによってまちまちで、細めのものから幅広まであります。手持ちのテープの実寸(幅)を測り、それより少し余裕のある内寸のケースを選ぶと、「幅がギリギリで入らない」を避けられます。幅広テープやリボン状のものは、専用の長尺・幅広ケースを探すのが確実です。

どうしても切る人へ:曲げずに切るコツ

カットは一番緊張する工程です。まっすぐ切るには、定規をテープにしっかり当てて動かないよう押さえ、切る位置の両脇をマスキングテープで仮止めしてからカッターを引きます。テープは滑りやすいので、作業台に一気に引き出して上を軽い物で押さえ、余りを後で切る段取りにすると曲がりません。

切る判断は最後にしてください。銀テープは替えがきかないグッズです。少しでも迷うなら、まず切らないルートで作り、どうしても短くしたくなってからカットを検討するのが安全です。

失敗とリカバリ事典

銀テープは替えがきかないぶん、失敗すると落ち込みます。ただ、多くは慌てず対処すればリカバリできます。工程別に見ていきます。

金具が斜め・潰れてしまったとき

ハトメやカシメを垂直に打てず、歪んだり潰れたりするのは初心者に多い失敗です。まだ本締めしていなければ、裏から平たい棒で押し戻して外し、位置を取り直します。完全に潰れた金具は無理に再利用せず、新しいパーツに替えるほうがきれいです。そもそも打具不要の差し込み式にしておくと、この失敗自体を避けられます。

挿入でよれた・切りすぎてガタつくとき

ケースの中でテープがよれたら、一度引き出して、前述の厚紙+マステ法で入れ直します。切りすぎてケースの中で泳ぐ場合は、透明な中性紙や色紙を後ろに一枚添えて“余白”を作ると、ガタつきが収まり見栄えも保てます。

ケースに入れるの、意外と難しい。よれちゃったけど、厚紙を先に入れて引き抜く方法を知ってからは一発で決まるようになった。

X(旧Twitter)ユーザーの投稿より

ミシンで縫って蛇行・穴が残ったとき

ビニールをミシンで縫って蛇行すると、ほどいても針穴が残ります。穴が目立つ場合は、その部分を紐の付け根側(見えにくい位置)に回すか、いっそ縫い目を使わず両面テープ仕上げに切り替えるのが現実的です。次に作るときは、最初から縫わない仕上げを選べば同じ失敗は起きません。

色あせを防ぎ、あとで元に戻せる状態で保つ

完成して終わりではありません。銀テープは熱と光で少しずつ劣化します。数年後もきれいに残すための扱い方です。

熱・光に弱い銀テの劣化を防ぐ

  • 直射日光を避ける:紫外線で銀色が褪せ、印刷が消えていきます。窓際に下げっぱなしにしない。
  • UVカットフィルムを併用する:飾りながら守りたいなら、ケースの外側にUVカットフィルムを重ねると退色を抑えられます。
  • 高温多湿を避ける:PVC素材は高温で表面がベタついたり、密着面に印刷が移る“文字移り”が起きることがあります。

あとで取り出して保管に戻せる固定法

切らないルートの最大の利点は、将来また元の状態に戻せること。日常使いで傷むのが心配なら、接着剤で固めず、両面テープや差し込み式など「はがせる・抜ける」固定にしておきましょう。ふだんは予備やコピーを下げて、本命はケースから抜いて暗所で保管、という使い分けも可能です。

本当に大切な一本は、飾る用と保管用を分けるのが確実です。原本は中性紙やスリーブに包んで暗所へ、日常的に眺めるのは予備で。詳しい保管の条件は銀テープの収納・保管方法にまとめています。

よくある質問

ミシンがなくても作れますか?

作れます。むしろ軟質ケース(ビニール)はミシンと相性が悪く、蛇行や針穴が残りやすいので、両面テープや差し込み式パーツで留める「縫わない仕上げ」のほうが失敗しにくいです。

材料は100均のどこで買えますか?

軟質ケースやストラップ紐は推し活・文具・スマホ雑貨コーナー、補強パーツは手芸・アクセ金具コーナーにあることが多いです。店舗ごとの在庫や売り場の違い、収納グッズの詳しい話は銀テープの収納・保管方法推し活の基礎知識で扱っています(確認日:2026-07-XX時点)。

ストラップの長さは何cmがいいですか?

メッセージを全部残すなら切らずに100cm前後、首や手にかけて使うなら半分に切って45〜50cm前後が目安です。市販のストラップ紐は50cm前後が多いので、切るルートはこれに合わせると収まりよく仕上がります。

一度留めたら、もう外せませんか?

固定方法しだいです。接着剤で固めると外しにくくなりますが、両面テープや差し込み式で留めておけば、あとでケースから取り出して保管に戻せます。切らずに作っておけば原状に近い状態を保てます。

キーホルダーとどちらにすべきか迷います。

長さを活かして首・手にかけたいならストラップ、コンパクトにバッグへ付けたいならキーホルダーが向いています。キーホルダー版の3タイプ比較は銀テープキーホルダーの作り方にまとめています。

まとめ:銀テープストラップは、切らずに全長を軟質ケースへ差し込み、両面テープや差し込み式パーツで留めれば、ミシンも糸もなしで作れます。成功のカギは、会場で折らずに持ち帰ること、作る前に巻き癖・静電気・内側の貼り付きを処理すること、そして挿入は「厚紙+マステ」でまっすぐ導くこと。あとで戻せる固定にしておけば、思い出のテープを傷つけずに長く楽しめます。まずは1本、切らないルートから試してみてください。

コンパクトにまとめるキーホルダー版は銀テープキーホルダーの作り方、折れ・変色を防ぐ長期保管は銀テープの収納・保管方法、手作り推し活グッズ全体の始め方は推し活グッズを手作りする方法まとめで紹介しています。

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